Photo Gallery | Back Page | Gazzetta Hisamatu Top
ガゼッタ久松紙ガゼッタ久松紙
〔第13節レポート〕
Photo Gallery
下村先制ゴールも虚し…
下村先制ゴールも虚し…
1−6大敗で全日程終了
 11月17日――ある者は腰に大きな痛みを残し、ある者は足に傷を負い、ある者は自分の得点に満足し、ある者は相手の態度にムカつき、ある者はミス早良に罵られ、ある者は心に大きなダメージを受けた。念願の貯金「1」をかけて行なわれたFCアルマダ対アプロディアの久山リーグ最終戦は、アプロディアの組織的なサッカーが、10人で数的不利なFCアルマダの身も心もズタズタにした。

 この日、FCアルマダは10人というスクランブル状態のため、FW與子田のワントップ、中村・下村・佐藤・二ノ宮のMF、千北・原・久松・西牟田のDFという布陣で試合に臨んだ。また、FCアルマダのアキレス腱であるGKには、NEW子供用キーパーグローブでやる気を見せる外間を”外ンポス”として投入する奇策をとり、活路を見いだそうとした。

 試合は時間を使いながらカウンターを狙うFCアルマダと、”ホカンポス”を軽く見たかのように遠目からシュートを繰り出すアプロディアとの互角の展開でスタートする。FCアルマダは無理をせず、しかし、ゴールのチャンスを常に狙っていた。
 そのチャンスは前半10分に早くも訪れる。左サイドで、ボールをキープしながら中央へのクロスを狙っていた下村が、絶妙なコースに突き刺した。角度のないところからの完璧なゴールにアプロディアGKは見送るしかなかった。しかし、皮肉なことに、下村の先制ゴールが呼び水となり、試合は大きく動き出す。

 失点で目が覚めたアプロディアは、前半15分、右サイドからの波状攻撃で難無く同点とすると、5分後には中距離からのフリーキックが直接入り逆転。さらに、失点のショックから立ち直れないFCアルマダDF陣は連携ミスから3失点目を献上。
 さらに後半、失点覚悟で前に出るFCアルマダに対し、手を緩めることなく3点追加。FCアルマダは最後まで得点にこだわり戦ったが、アプロディアのゴールをこじ開ける事はできず、ワースト記録となる1-6で50分の戦いを終えた。

 試合後、闘将千北は「べスト1はリアル・プレイスだ」と言ったが、その通りだ。ベスト8とベスト4には大きな壁がある。さらに、ベスト4とベスト2には大きな壁がある。さらに細かい網目のふるいにかけられ、ベスト1にはベスト1にふさわしい顔ぶれが残るのだ。FCアルマダは、素晴らしい選手の集まりだった。大会に入ってからの大きなプレッシャーを背負いながらの成長と、チーム力の向上には目を見張るものがあった。しかし、ベスト8にはふさわしいが、ベスト4にはまだ早い、借金1にはふさわしいが、貯金1にはまだ早い、そういうことだったのだ。
 2002年福岡地区社会人リーグが終わった。これから、更なる高みを求めて、新しい挑戦が始まるのだ。 「次は福岡市長杯だ!!」”ヨシダン”與子田が叫んだ。


 [試合結果] FCアルマダ 1−6 アプロディア
 
 2002年福岡地区社会人リーグ通算成績 5勝6敗2分

Photo Gallery

Photo Gallery | Back Page | ↑Page Top
Gazzetta Hisamatu Top
Copyright (C)2002 Gazzetta Hisamatu All rights reserved.

SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO