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〔西牟田・ヴォン・ヴァ・イエ レポート〕
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勝利のBMを堪能する久松
ワールドカップイヤー 2002年
FCアルマダ 勝利で締める!!!
 12月15日―― 「今日勝つと、福岡市長杯での”勝利”の道が開かれるんですよ。だから、勝ちたかったんです。リーグ戦の最後がひどかったけど、これでFCアルマダは安心して年を越せます。そして、前回 不完全燃焼だった福岡市長杯に自信を持って望める。だからいま、とても嬉しいんです」
 試合後、ひと言「ナイスゴール」と話しかけると、久松はそうコメントした。

 自分中心の選手が多いFCアルマダにあって、久松は自分の得点よりもチームの勝利を強調した。しかも、さらりと。ただ「勝って嬉しい」「点取って嬉しい」ではなく、彼は「福岡市長杯でチームが自信を持って望めるから、勝って嬉しい」のだ。
 ゴールデンエイジと呼ばれる年齢に達しても、数多くのタイトルを手中にしても、久松は貪欲であり続ける。目的意識を高いところにいつも向けて。しかも、自然体で。なかなかできることではない。

 この日、FCアルマダが成功した最大の立役者は、オグ・ラップでも下村でもない。中盤の下がり目でプレーした久松だ。中盤の下がり目ではあるが、相手のボール奪取というより、フリーの味方へ手際よく球を散らすのが主な役割だ。
 DFやMFらが預けるボールを、少ないタッチでスペースへ展開していく。いわば、司令塔久保スポの下準備。これまで右サイドバックとして磨いてきたボールコントロール、パス能力を、久松は、新しい仕事場で存分に発揮した。

 久松は第4・5試合で、攻撃に良く絡んだ。試合前、「上がるな」と言われていたにもかかわらず、あれだけ前線でボールに触ったのには訳があった。
 「カズーコは、上がるなと言っても、タイミングがあるのに上がらないのは怒るんですよ」カズーコと長時間ともにしている選手にしか分からない、臨機応変の判断に基づいていた。「今日も良く走ったねとほめてもらえるでしょう」と試合後の久松は初めて自画自賛した。

 最高のピッチ状態の雁ノ巣グランドにおいて3チームによる20分ハーフマッチで行われた”西牟田・ヴォン・ヴァ・イエ”。決定力力不足と相手GKの好守に泣かされ続け、無得点のFCアルマダであったが、スーパープレイヤー久保の加入した第4・5試合は、体力不足により動きの止まった相手に手堅く勝利。
 また、来期を見据え各ポジションをテストする余裕も見せ、長年アルマダサポーターが待ち望んだGK橋ーマンが遂に実現。しかし、想像以上の出来の悪さにサポーターからはブーイングの嵐。また、FWに入ったトリッキー山下も一対一の局面で得意のループシュートに失敗、醜態をさらす。
 一方、この日のMVP久松に引けを取らない活躍を見せたのがオグ・ラップ。相手GKの腕を破壊するゴールを挙げたかと思えば、GKとして出場した第5試合では再三のファインセーブを披露。第2・3のGKに浮上という説もでる程の活躍を見せる。
 最後は久松のゴールによってワールドカップイヤー2002年のドラマが終了。


[試合結果] 20分ハーフ変則マッチ
第1試合 0−1
第2試合 0−0
第3試合 0−0
第4試合 3−0 オグ・ラップ、下村、久保
第5試合 1−0 久松


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