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〔新春特別対談〕オグと千北の神隠し
”生きる力”を呼び覚ませ!!
オグと千北の神隠し
”生きる力”を呼び覚ませ!!
 1月1日―― 福岡市野間大池公園。日曜日の練習場にはトップスター達の明るい声が響いていた。”FCアルマダを超えるものはこの世に存在しない”人々にこう言わしめる世界最高のクラブの魅力を、看板選手としてチームを背負うオグと千北に、内部から見たFCアルマダの実像を語ってもらおう。

――まず聞きたいのはこの質問です。あなたたち2人に、ヨシダン、原ウール、西牟田・カルロス…。正直な話、スター選手が多すぎると思ったことはないですか。
千北
 いや、正直なところ、そう思ったことは一度もない。スター選手がいればそれだけで勝てるといった甘いものじゃないからね。実際、俺たちは2人そろってFCモスラでプレーしていたけど、そのときの結果を見てくれよ(笑)。
オグ そう、いくらすごいメンバーが揃っていても、常に勝利することはものすごく難しいことさ。リーガ久山にはFCアルマダのほかにもレベルの高いチームが数多くある。

――あなたたち2人については、あるクラブを抜きにしては語れません。FCモスラのことですが…。
千北
 いや、俺にとってそれはもう終わったことだ。今はもうFCモスラのことは考えない。頭の中にあるのはFCアルマダのことだけだ。でも別にFCモスラに対して恨みを持っているというわけではない。すべて過ぎ去った話だ。
オグ 確かにもう終わったことだね。FCモスラ時代はいろんなことがあった。いい経験をしたと思っているよ。

――現在のFCアルマダとFCモスラ、一番の違いは何ですか。
千北
 その手の質問はやめてくれよ。はっきりしているのはFCアルマダは常勝クラブだということ。これまでにすべてのタイトルを獲得してきたし、FIFA選出の20世紀ベストクラブにも輝いている。これ以上他に何を望むんだ? これまでにFCアルマダよりも優れた結果を出しているクラブがどこにあるっていうんだ。FCアルマダは俺たちの能力を最大限に引き出してくれるところでもあるんだ。
オグ 確かにここは他のクラブとは違った、最高の舞台だね。FCモスラとの比較? 僕にはこれだけしか言えない。とにかくFCアルマダにいることができるのは幸せだとね。
千北 そりゃそうだよな。俺たちが最高のボールを供給してるんだから。お前は黙って、それをゴールに沈めるだけでいいんだもんな(笑)。
オグ おいおい、ボールが来ないときはわざわざ中盤まで下がって、受けてるじゃないか(笑)。

――FCアルマダのファンたちは、今のチームに大きな期待を抱いていますが、過度な要求が重荷になる恐れはありませんか。
千北
 いや、ファンには選手たちが繰り広げるサッカーに最大限の要求をする権利がある。そして幸運なことに、FCアルマダの選手たちも見ていて面白い、攻撃的なサッカーが好きなんだ。これはFCアルマダというサッカークラブが掲げる哲学の一つだ。そしてそれを俺たちが今実践しているんだ。
オグ 僕も攻撃的で魅惑的なサッカーが好きだ。芸人気質だし、面白いサッカーを僕らは肌で感じるんだ。

――そうは言っても最近のサッカーは、スペクタクルに欠けているように思います。今年のリーガ久山でも、いいサッカーをしたチームは極めて稀でした。
オグ
 リーガ久山ではとてつもないプレッシャーがかかるからね。あの舞台でいいサッカーをするのは非常に難しい。今大会では多くの選手のコンディションが良くなかったし。

――自分たちのことをどのように見ていますか。あなたたちは今ではテレビには欠かせない存在で、新聞、雑誌に載らない日はない。皆があなたたちのことを話している。スーパースターというのは、そんな中でグラウンドに立つ時、何を考えるのでしょう。
オグ
 “素晴らしいサッカーを”という人々の要求は常に存在する。そして僕たちはそれに応えなければならないんだ。人気、支持というのはこういうところから生ずるんだ。
千北 開幕戦の額流血&血のり疑惑の最中に、メディアとは何かを考えたよ。メディアが何を俺に与え、何を奪うのかを。あの時は家の電話が鳴り止まなかった。確かにジャーナリズムは必要だけれど、時には選手にも理解を示して欲しいと思う。俺たちにもプライバシーが必要な時がある。サッカー選手としてトップの座につくのは難しい。しかしプライバシーをキープするのも同じくらい難しいことなんだ。

――間もなくガゼッタ紙最優秀選手賞が発表されますが、今年度は誰がこのトロフィーを掲げるでしょうか。
オグ
 うーん、わからないけど、FCアルマダの誰かが受賞することだけは間違いないんじゃないかな。
千北 ああ、このチームには多くの候補者がいるしな。

――FCアルマダは、もはや世界のサッカーを独占しているように見えますが。
千北
 いや、結局そこにあるのは質だ。それも極上のね。
オグ 確かに選手の質は半端じゃなく高い。ここでプレーすることは本当に最高だ。ここで一度でもプレーしたら、もう他のクラブには行けないような気さえするな。
 それに、ここに来て思うのは、僕たち2人にはリーガ久山が一番合っているってことだね。何故なのかを説明するのは難しいけれど、リーガ久山でプレーすることは、僕に大きなモチベーションを与えてくれるんだ。ここはレベルが高いし、プレイスタイルが柔軟だ。それぞれのチームが自分たちのテクニックに確信を持っているしね。特に個人技を尊重するんだ。僕らにとってリーガ久山、そしてFCアルマダは最高の場所さ。

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