GAZZETTA
歴史的勝利!!! FCアルマダ 4年越しの夢を叶える!!! 4月11日

殊勲の歴史的ゴールをあげる宮ーゴ
勝利を告げるホイッスルが鳴り響くと原ウール主将は静かに握手を求めてきた。目にはうっすらと光るものが。いつも以上に長く強い握手に開幕戦の勝利の実感がこもっていた。3年連続開幕3連敗という不名誉な記録から”セリエS(サテライト)のハルウララ”と罵られたFCアルマダだが、前半に挙げた虎の子の1点を守りきり、4度目の開幕戦をようやく勝利で飾った。

歴史的ゴールは一瞬だった。前半10分、左サイドを突破した西牟田・カルロスがゴール前に絶妙のクロスを放り込む。DFの裏に飛び込んだ宮ーゴが”やさしく”右足ボレー。ボールは相手GKの脇を抜けてそのままゴール左隅で跳ねた。2001年シーズンから続く呪縛を解き放った。

「得点シーンについてはよく覚えてないんです。嗅覚で無意識に反応したというか、DNAが反応したという感じ。3戦連発?ちょっと怖い感じ。ガゼッタ紙のアドバイス通りにプレイしているのが好結果の原因。もちろん開幕ゴールは特別なものだが、自分のゴールよりもチームが勝てたことが一番うれしい」。PでBMを食べる小汚い様は成し遂げた大仕事を忘れさせるが、3戦連発のこの強運こそ宮ーゴの持ち味。

後半は、相手GKのスライスするロングキックに押し込められる。バーに当たるシュートに肝を冷やしたのもつかの間、ペナルティエリア内でババンが相手FWを倒しPKを与えてしまう。この判定にFCアルマダの「微笑みの貴公子・チギ様」ことババンの笑顔も凍りつく。まさに「冬のチギタ」。しかし、90年W杯イタリア大会の決勝で、西ドイツキャップテンで本来のキッカーであるマテウスが尻込みし、ブレーメがPKを蹴るという場面の再現のようにビーシーシーFCは誰もPKを蹴りたがらない。案の定、キーンという金属音とともにバーを叩いた。

「開幕戦ということでミスをすることもあるだろう。前の日に眠れない事やスパイクを忘れたり、間違って久山に行く事もあるだろう。また、試合開始直前にパンツの色が気になったり、ヘディングが失敗して浮き足立つこともある。でも開幕戦は、どんな一流選手だってみんなそう。PKを与える事もあるし、外す事もある」逆ギレ気味にビアン千北監督。しかし、すぐさま謝罪。「正直、迷惑かけた!!!お詫びにジュースの一本でもみんなにご馳走せないかん」(実話。安っいなぁ!!!)

無敵艦隊を意味する「アルマダ」の航海は、まずは順風のようだ。しかし、とりあえず勝ったというだけで、どの選手もまだまだ満足していない。いまだに少年のような向上心は失っていない。それがFCアルマダ哲学。ドキドキを楽しみに変えられるから、セリエSはやめられない。そんなドキドキが感じられなくなったら、サッカーなんてやめてしまえ!!!

橋セルヴァインク要一のココが”要”
宮ーゴのゴール直前のシーンに注目。
@ボールが欲しいことを声で要求
A手でボールが欲しい所を指示
Bボールが来ると信じて走り込む
アイコンタクトという洒落た事言う前に、当たり前のことをきちんと実践した宮ーゴの動きに・・・”要”

[試合結果]
FCアルマダ 1−0 ビーシーシーFC 得点者:宮ーゴ

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