GAZZETTA
ゴールラッシュ 序盤にゴールを奪うこと、奪われないことの大切さ 7月11日

中学生のオナニー的発言の「気持ちイイ」は相手チームに唾を吐く行為。
前節、放送禁止用語を連発したFCアルマダサポーターは前半からお祭り騒ぎで、ウェーブを巻き起こすことに躍起になっていた。無理もない。ゴールを奪うというサッカーの根本を忘れてしまったかと思われるほど、相手ゴールに自ら鍵をかけ続けた”逆カテナチオ”ことFCアルマダアタッキング陣が怒涛のゴールラッシュを披露したからだ。

前半5分、右サイド 戦闘竜グベリからのボールを橋本ッティがフリーで合わせ、「勝利の道を開いてくれた」(原ウール)ゴールを決めると、同10分にまたも橋本ットィが左サイド岩ハン・マン下からのクロスを蹴りこんで2点目。その5分後にはミ浜地ロヴィッチからのFKを小倉イファートが予告通りヘッドで決めて3−0。(小倉イファート セリエS 665日ぶりのゴール!!!)

さらに、この試合のクライマックスは前半終了間際。相手ボールをカットした橋本ッティはペナルティーエリア外から、DFを抜ききらずに空いたコースへ右足で思い切りのいいシュート。これがきれいにゴールに吸い込まれ、「気持ちイイィ〜〜〜〜!!!」の雄叫びと共に、ハットトリック達成。4−0とし、前半で試合を決めた。

後半も終始安定した攻撃サッカーを展開し、戦闘竜グベリのアシストから小倉イファートと橋本ッティが1得点ずつ加える。左右のサイドからの崩しあり、セットプレーあり、中央からの切り込みありと、いくつものパターンで得点を重ね、終わってみれば、セリエS参戦以来最多となる6得点。そこには前節まで攻めあぐねたチームの姿はなかった。

どのゴールもそれほどスーパーなものではなかったが、当たり前のプレーができなかったがゆえに苦戦を強いられてきた今シーズンのFCアルマダにとっては、チームに平常心をもたらすプレーだった。いざ、通常の精神状態さえ手に入れてしまえば、試合の主導権を握り大量得点を挙げるのも、決して不思議なことではない。

組織の整備された守備と、「ダイレクトプレー」を地で行くシンプルな攻撃。個々の局面では、あっといわせるような派手なプレーはないものの、選手は献身的に動き、基本通りの動きを地道に組み立て、安易にギャンブルせずに確率の高い方法を選択してゲームをつくっていく。この試合、FCアルマダが特別良かったとは思わない。むしろ、今までが悪すぎたのだ。

圧勝を経験したことで、試合のたびに付きまとっていたフラストレーションは軽減されたかもしれないが、選手達はあらためて序盤にゴールを奪うこと、奪われないことの大切さを痛感したことだろう。この教訓は、実力の拮抗した相手との戦いになればなるほど必ずや生きる。


橋セルヴァインク要一のココが”要”
4得点と派手な活躍ばかりが注目される橋本ッティだが、意外にこんなこともやってました。
@足元でしかボールを欲しがらないと言われていたが裏へ意欲的に飛び出す動きを見せた。
Aザル守備で使えねぇと揶揄されたが、前線から積極的にチェックに行った。
汗をかくことを厭わないファッションリーダーの動きに・・・”要”


試合後の選手コメント

中学生のオナニー的発言の「気持ちイイ」は相手チームに唾を吐く行為。点取って嬉しいかもしれないが、そのレベルで終わる選手ではないはずなので考えて欲しい。(あえて無得点に終わった 岩ハン・マン下 談)

[試合結果]
FCアルマダ 6−1 FC BURNS

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