子供の円形脱毛症

子供の円形脱毛症は、コインほどの大きさのものが1・2個できるような場合には、 自然に治ることが多いです。

しかし、円形脱毛がたくさん発生し、つながって広がる場合や、 全体的にどんどん毛髪が抜けていく場合には、全頭脱毛になることがあります。

円形脱毛症は免疫機能が未成熟な幼少時〜10代での発症が多く、子供の場合は、自分自身 が脱毛したと気がつかないケースも多くあります。

円形脱毛症の原因はストレスが挙げられますが、アレルギーやアトピー性皮膚炎を伴う 場合もあります。

子供の円形脱毛症の治療法としては、頭皮環境を整え、頭皮のストレスをなくすよう、 家族で取り組む必要があります。

また、治療に時間がかかる場合もあり、ご本人とご家族の心労が大きいです。

焦らず、悲観的になりすぎず、担当の医師とよい関係づくりをしながら、 治療を続けることが大切です。

さらに、母親は自責感や将来への不安から、子供の治療に対して過保護になりがちです。

過剰に子どもを守ることで、逆に子どもの可能性を阻害する恐れもあります。

解放感をきっかけに治癒することもあるので、ときには治療をお休みすることもお薦めです。





子ども用かつら(ウィッグ)

脱毛はこどもにとって、大きなストレスになります。

これが原因で外出するのが億劫になったり、学校などで友達の視線が気になるなど、 毎日の生活にも精神的にも悪い影響を及ぼします。

子ども用かつら(ウィッグ)や帽子やバンダナを上手に使うことで、気持ちが前向きになり、治療に専念することをお薦めします。

頭の小さい子供向けのかつらも販売されています。

見た目が自然、そして活発な動きに耐えられるかつら(ウィッグ)なら、 お子様の精神的な安定に役立つことができます。

成長期にある子供は、頭の大きさも変わっていくので、伸縮性のある ゴムやストレッチ素材のかつら(ウィッグ)がお薦めです。

子供用かつらは子どもでも簡単に装着できるように作られているので安心です。


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